
Bricoleuseと小笠原村役場は、11月7日(土)~12日(木)の5泊6日にわたり、小笠原諸島への移住・就業を検討している人を対象とした「小笠原の暮らし・仕事体験ツアー」を実施する。ツアーの販売企画はナショナルランドが行い、参加者の募集を開始。応募締め切りは9月30日(水)まで。
小笠原でのリアルな仕事や生活を体感
このたびのツアーは「小笠原諸島で暮らしてみたい」、そう願いながらも、ハードルの高さから一歩を踏み出せない人に向けて、小笠原でのリアルな仕事や生活を体感し、実現可能性を考えるためのツアーを企画したという。
東京都心から南へ約1,000km、船で約24時間の小笠原諸島。定期船は基本的に週1便という特殊な交通アクセス事情から、これまで小笠原は「どんな仕事があるのか」「どんな条件で、どんな働き方ができるのか」といった求人情報の全体像が地域の外から見えにくい状態だった。
「週末や休みの数日でちょっと視察」ができず、すぐに住める住居を見つけることも難しいため、「現地で仕事を探す」がしづらいという問題もある。

そこで、小笠原村役場とBricoleuseは、そういった島における「仕事探し」の課題をあらためて見つめ直し、改善に向けて動き出した。同ツアーはそのプロジェクトの一環として企画された。
ツアーの内容の1つめは、興味のある仕事現場の見学。保育・医療・役場など、参加者の希望に合わせて設定する。
2つめは、島で働く人、暮らす人との交流座談会、移住相談。
3つめは、父島、母島の日常を知るまち歩き・自然散歩。スーパーや商店見学、日常の自然体験を実施する。
移住体験ツアーの他にも、小笠原での仕事探しの課題を解決するためのポータルサイト「小笠原仕事図鑑」の立ち上げ、島に親しむためのオンラインイベントやリアルイベントを、2027年3月までに順次実施していく予定だ。
ツアー参加について

観光ではない「日常の小笠原」を体感し、現地で働く人や暮らす人々との交流を通じて、具体的に移住後のイメージを描いてもらうくための少人数・選考制の「小笠原の暮らし・仕事体験ツアー」。
参加者には事前に希望職種や興味関心をヒアリングし、それに合わせて仕事の現場や交流先を調整するセミオーダー型のツアーとなる。
ツアー参加費の69,000円には、おがさわら丸往復船賃(2等和室)、ははじま丸往復船賃、交流会参加費等が含まれる。ただし、燃油調整金の変動により参加費が一部変更となる場合があるとのこと。なお宿泊費(約30,000円相当)は事務局が負担する。
選考は応募を受付次第、順次進める。そのため選考状況により、締め切り日前に定員に達する可能性がある。
事前オンラインイベントも実施
ツアー検討者や小笠原の暮らし・仕事に興味がある人に向け、小笠原に住むゲストを招いたオンラインイベントを、9月15日(火)19:00~21:00に開催する。
登壇者は、小笠原諸島(父島・母島)で働いていたり、関係があるゲスト3名。内容は、島での仕事や暮らしのリアルトーク、質疑応答、ツアー案内などを予定している。
申込方法は、「SMOUT」の記事ページより「応募したい」を押し、アンケートに回答すればOK。

ツアーを企画したナショナルランド代表取締役の松崎哲哉氏は次のようにコメントを寄せている。
「私にとって小笠原は単なる観光地ではなく、どこか懐かしい『故郷』であり『実家』のような場所です。
小笠原の魅力は、美しい自然はもちろんのこと、島ならではの助け合いと人間関係の豊かさにあります。
人やものが限られた環境だからこそ、自分の人生で培ってきたスキルや特技を活かし、新しい自分を発見できる面白さがあります。
『船で24時間』と聞くと遠く感じるかもしれませんが、船内は横になってくつろげる『動くホテル』のような空間です。
一度このスケール感を体験すると、世界の距離感がキュッと小さく思えるユニークな感覚が芽生えます。本ツアーを通じて、小笠原での暮らしのイメージを、ぜひ具体的に思い描いてみてください。」
小笠原に興味がある人、離島の生活がどんなものか知りたい人はチェックしてみて!
■【5泊6日】小笠原の暮らし・仕事体験ツアー
開催日程:11月7日(土)11:00 東京発~12日(木)15:00 東京着(5泊6日)
実施場所:東京都小笠原村(父島・母島)
特設ページ:https://smout.jp/plans/30483
(鈴木 京)